セブン 〜アルメセラ年代記で1000年語りたい〜

職種考 独断と偏見による入隊優先度



 基本は、色々な職種をバランスよく。多様な職種がいることが、隊の存続につながります。

 あくまで全体のバランスを見て、特に隊を維持するために切らしてはいけない職種、ちょっと多めに確保しておきたい職種という意味でのランクづけです。
 基本的にはどの職種も入隊すれば有用に働いてくれますし、アタッカーが全くいない隊もまた運用に困ることになります。
 また、似たような役割の職種は年代をずらして加入させることを心がけましょう。同じ役割の職種が一斉に衰退期に入ってしまうと、一気に戦力が落ちることになります。



入隊優先度S+  騎士、神官、魔術師
 守備重視職種。入隊を優先させたい職種。
 ただし多すぎても攻撃力不足となりがちなので、攻撃力の高いアタッカーユニット(下記B+、B-の職種)と組み合わせて戦うことが基本。

 騎士。強力な防御補助!これがあれば回復を持たないユニットを前に置けたりする。ただし自身の回復量は少な目。後ろに防御補助をおけば鉄壁の布陣。
 神官。防御補助と豊富な回復役。あくまで補助ユニットだが、彼女がいるといないのとでは隊の安定感が違う。
 魔術師は高い攻撃補助が魅力。反面あまり防御補助が得意ではない。育てたいユニットを補助していきたい。



入隊優先度S− 巫女、祈祷師、聖騎士、魔騎士
 この職種は強力だが特殊ゆえに活動期間が短いので、入隊させるかどうかは熟慮されたし。他の活動期間が長い職種を入隊させたほうが安定することが多いです。
 
 巫女は列回復もちのアタッカー。回復量、防御補助が意外と少なく、レベルの高い敵相手には少々心許ない。初回防御持ちの敵に対しては、巫女の攻撃で盾が外れるためとても威力を発揮する。
 祈祷師は、この中では一番活躍頻度が多いかもしれない。高い自回復と防御補助持ち、後ろに防御補助をつければ列に一人でも大丈夫。騎士がわりにもなる。活躍期間が10年程度あれば入隊させてもよいのでは。
 聖騎士、魔騎士はまさにレア職種。募集板で見かけても衰退していることが多く難しい。この職種を排出する家系と仲良くなり、コネで入ってきてくれれば活躍期間に期待できるが…。
 だが、募集板で見つけたら心ときめくのは事実。個人的には活躍期間が7、8年以上あると入隊させてしまったりする。(そのあたりはお好みで。)



入隊優先度A  僧侶、冒険者、魔女
 優先度が下がります。
 僧侶はHPが多いため、後ろに防御補助をつけなくても配置しやすいのがメリット。だが防御補助を持っていないので前列に貧弱なユニットを配置しづらく、防御補助固めの隊列を取りにくい。
 冒険者はなんでもできる…が、各ステータスが低めの数値なので扱いが難しい。若いころに寿命が長めのユニットを入隊させて、星を取らせて育てれば万能選手にもなりうる。
 魔女は強い。1ターンキルを狙いたいときは必須。複数攻撃を持つ敵には出番が少ないが、単発で攻撃をしかけてくる敵相手には、防御補助のみでユニットを配置することも可能。繰り返すが、魔女は強い。強いが回復を持たないので、そんなにたくさん入隊させられない。



入隊優先度B+  ヴァルキリー、ニンジャ
 アタッカーで自回復持ち。独立して置きやすいのがメリット。

 ヴァルキリーは強力な間接攻撃が魅力。自回復力も高いので、HPが成長してくれば独立して置けることも。
 ニンジャは自回復が少ないので、列回復や防御補助のサポートが欲しい。素早さと攻撃力の高さが魅力。初回防御もちの敵や、放浪者戦闘で役に立つ。



入隊優先度B− アーチャー、戦士、剣闘士、サムライ、幻術師
 アタッカーだが回復を持たないユニットたち。育てばHPも高くなり、強いのは間違いないのだけれども、列回復や防御補助を隣に配置する必要がある。

 アーチャー。間接攻撃が強いが、ヴァルキリーと違って自回復能力がない。HPが高いので、列回復者の隣に置いておけばとりあえず安泰。
 戦士。ステータスはHP、素早さ、攻撃力の3つという漢らしいユニット!それぞれのステータスの高さが魅力。単体攻撃をする敵相手なら、後ろに防御補助を置くだけでも持ちこたえたりする。
 剣闘士。戦士に攻撃補助をつけて足を遅くした性能。戦士と同じ活動期間なら…攻撃補助使いたさに剣闘士を選んじゃうかも。
 サムライ。能力は剣闘士と同じだけれど、HPの低さがネック。列回復者の横に置くだけでは不安。防御補助も併用したい。また高い攻撃補助を持っているため、可能ならば前に誰か置きたい。
 幻術師。ヒー・ヒー・ホー。自回復を持つが、HP低い、補助も持たない…と配置しにくいため番外編でB-相当とした。後ろに防御補助を置きたい。

 正直B+、B-の差はあまりありません。あくまで隊の中の戦力を見ながら、今後必要であろう職種を入れるといいと思います。




隊長に適した職種

 こちらも独断と偏見です。


適任度S  神官、騎士、魔術師
 神官は貧弱なHPが大幅に増えることが期待される上に、衰退期までの寿命が長い!(〜39)というのがメリット。回復量、防御補助も優秀です。
 ただし隊長を神官にする場合、まず優秀な神官の功労者を作らなければならず、その人材確保が大変。神官は星を取りにくいので優秀な功労者になりにくいのです。
 騎士と魔術師は素早さの関係で(神官に比べて)いい功労者を作りやすい。HP、回復量、防御補助も大きくなり安定する。



適任度A  魔女、冒険者
 ザ・補助ユニット。裏方に徹する事により、他の隊員を育てるのに最適。



適任度B  アーチャー、戦士、剣闘士、サムライ、幻術師、ヴァルキリー、ニンジャ
 超強力なアタッカーが出来上がる。
 個人的には嫌いではない。が、隊長がとどめをかっさらっていくケースが多く、隊員が育ちにくい。長期的に見ると攻略難易度が上がるかも。



適任度B−  僧侶
 あんまり現実的ではない、という意味で。
 もともと僧侶はHPも列回復の数値も高く、英才教育によるメリットがあまりない。



適任度C  巫女、祈祷師、聖騎士、魔騎士
 お勧めしない。本当にお勧めしない。寿命が短すぎるので、彼らの次の世代の子供がやってくる前に衰退してしまう。次男、三男ぐらいの気楽な立場で余裕があれば作ってもいいかもしれない。



 個人的に、隊長は補助役に徹するといいと思う。アタッカーユニットを隊長にすると確かに強力なのだが、とどめを刺して星をばんばんとってしまうと、他のユニットが成長しにくい、という形になりやすい。
 一人のユニットを徹底的に強くするより、星を分散させて隊員たちを全体的に成長させたほうが戦いやすいように思う。

 次男や三男で優秀なアタッカーを作るのもありだが、隊長の家系は功労者にならないということも考慮されたし。つまりどんなに経験を積んで星を取らせても、それを次世代に教えることができないのだ。
 そういう点でも、一般の家系の隊員をなるべく使うほうがいいように思う。親密度も上がるし。



トータルバランス考

 補助ユニット(S+、S-)を5〜8人ぐらい集めるとすごく安定しますが、実際にはそんなに簡単にいきません。実際には4〜6人前後でカツカツだなあと思いながら回していることが多いと思います。(経験談)
 アタッカー(B+、B-)の職種は多くて3〜6人。これらの職種ばかり集めても全部戦場に出せるわけではないので、能力が高くてもあぶれる人が出てくると思います。特にB-のユニットは2、3人で充分です。
 また、アタッカーの中でもアーチャーとヴァルキリーは多くて3人まで。間接攻撃力が高く、とても魅力的なのですが、前のマスを開けないといけないため、多すぎると隊列の組み方がうまくいかなくなります。
 前衛、後衛バランスよくが大事です。

 ただしあくまでも理想です。実際は募集にいい人が現れず、列回復者二人で数年戦ったこともあります。自回復者二人だったときもあります。きつかったです。
 そういう苦しいときは、衰退期まで数年しかないユニットでも、なんとか入隊してもらうときもあります。




(与太話)極端な例

 以下は実際にあった個人的な体験談です。
 上で理想論を語っていますが、実際はこんなもんです。バランスよく来てくれないときは本当に来てくれません。

・僧侶3人で列回復を担当するはめになった。(ほかにめぼしい列回復者がいないと悲惨なことになります。僧侶自体はHPが高いので、横に3人並べると盤石なんですが、それ以外のユニットが死に体になります。)
・なんか冒険者が4人ぐらいいるんですけど(最終的にはHPが30後半、その他の数値も10ちょっとぐらいまで育ったので、思ったよりうまく運用した。さすが冒険者、器用貧乏である)
・魔女が3人いると、とても強い。(しかし、同時期に衰退期となる人たちが集まり、愕然とする。衰退後の戦力が激減)
・弓兵が4人いると、なんか圧迫感がすごい。(なんでだろう。戦闘に出すのは2、3人までだが、隊列を組むときにいつも苦しい)
・騎士が3人いると結構嬉しい。(世代をずらして4人ぐらい入隊させるととても盤石だが、現実はそんなに入隊してこない。)
・神官が3人いると嬉しいが、攻撃力が激減する。(ひたすらローテーションする長い戦闘になりがち。)

 結論として、いろいろな職種を入れるといいよね。ということです。


 あとは、数年後に今の隊がどうなっているか考えながら人材を確保したらいいと思います。
「うちの騎士、あと数年で衰退期だ…じゃあ、今のうちから若い騎士がいれば確保しておこう!」
 こうすれば、今の騎士が引退しても、次の騎士がある程度戦力になることが見込めるはず。
 こんな感じで、常に一歩先を見通して隊の維持に努めてください。




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